ときわ路パス2019今年も発売!
今年も茨城県の鉄道路線と一部の栃木県の鉄道路線が乗り放題のときわ路パスが発売される。今年の発表が9月にずれ込んだため廃止を心配する声もあったが、10月から発売使用開始される。消費税増税のタイミングに合わせたものと思われる。料金については増税で値上げすることが確定しているものについて、10月以降の料金でとりあげる。
発売期間
2019年10月1日(火)~12月1日(日)
2020年1月17日(金)~4月26日(日)
大人の休日倶楽部
2019年10月1日(火)~12月1日(日)
2020年1月17日~3月29日
利用期間
2019年10月5日(土)~12月1日(日)
2020年2月1日(土)~4月26日(日)
大人の休日倶楽部
2019年10月5日(土)~12月1日(日)
2020年2月29日~3月29日
期間中の土日祝日が利用できる。群馬ワンデー世界遺産パス、青春18きっぷなどとは異なり平日の利用はできない。
料金
おとな2180円、子ども550円、大人の休日倶楽部1670円
子どもの料金は大人に比べ約4分の1とかなり安い。親子や祖父母と孫でいく場合は特におすすめだ。
フリーエリア
JR常磐線取手~大津港、JR水郡線水戸~下野宮・常陸太田、JR水戸線友部~小田林、関東鉄道、真岡鐵道、鹿島臨海鉄道、ひたちなか海浜鉄道
発売箇所
フリーエリア内のみどりの窓口、指定席券売機、びゅうプラザ(水戸支社管内のびゅうプラザは2020年3月31日をもって閉店予定)
おすすめの購入箇所
小山方面
一番近いのが結城でみどりの窓口があるが、本数が毎時1本程度と少ないので水戸線の途中駅で栄えている下館で購入することをおすすめする。
いわき方面
大津港がフリーエリアの最北端だがみどりの窓口がなくなり指定席券売機もないので、ここでは買えないので、みどりの窓口がある高萩駅がおすすめである。なお、ここから水戸方面は30分に1本程度とそれなりにあるのでそんなに待ち時間はない。
東京方面
取手駅がおすすめだ。みどりの窓口、指定席券売機があり、賑わっている。本数も土浦方面でも毎時4本あるので便利だ。また、JRでなく、関東鉄道常総線にも乗ることができる。こちらも本数が充実している。
佐原方面
フリーエリアの最南端の潮来駅だが、みどりの窓口、指定席券売機がないので購入できない。指定席券売機があり、高速バスも充実し、鹿島神宮が近くにある鹿島神宮がおすすめだ。
水郡線(郡山方面)
フリーエリアの最北端は下野宮だが無人駅なのでみどりの窓口がある常陸大子駅で買うことをおすすめする。郡山方面からの運行本数はかなり少ないが一部は乗り換え直通でも連結や時間調整のため5分以上停車し中には10分以上止まるのもあるのでここで一回改札を出て買うことができる。
おすすめの使い方
JRは青春18きっぷや週末パス、北海道東日本パス、秋の乗り放題きっぷなど期間限定ながら乗り放題のおとくなきっぷがある。しかし運賃が高い第三セクターや地方私鉄がおすすめである。
①鹿島臨海鉄道を往復し、鹿島神宮や大洗などで途中下車する。普通に往復すると3180円で、全員が使えるフリーパスはない。つまり、鹿島臨海鉄道を乗り通すだけで元がとれる。水戸や鹿島神宮で購入するのもおすすめだろう。
②真岡鐵道のSLもおかで茂木に行きそのあと、真岡でSLのミュージアムでSLの構内運行を見て、帰りに普通で帰るのもおすすめだ。ただ、往復するだけでは元とれないが真岡で途中下車したり、下館以外のところに行く場合にはおすすめだ。特に関東鉄道と組み合わせるとよい。なぜなら真岡鐵道と関東鉄道の合同フリーきっぷが2300円くらいで発売されているが、それは益子までしか使えないからだ。しかも、ときわ路パスのほうが120円安い。
③ひたちなか海浜鉄道だ。こちらは距離が短いので、これだけだと元はとれないが、東京方面や水戸線、大津港方面、水郡線方面からくる場合はおすすめだ。沿線は第4種踏み切りが残っていたり、古い駅舎、元JR東海キハ11系が走っている。