toburailwayKunの日記

主に、群馬、栃木、埼玉の電車や旅行の様子、感想について書いています。他にも最近の話題について考えたりします。投稿頻度は週1~2回くらいを目指してます。

復旧した常磐線3駅に行ってきた 後編(大野駅、夜ノ森駅)

前回は富岡駅と双葉駅を紹介した。

後編として大野駅夜ノ森駅について取り上げる。

双葉駅から知り合いの車で大野駅に行った。

大野駅


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改札内に入る。券売機があるため150円払って入場した。

無人駅だが、多機能券売機と話せる指定券券売機がある。改札は簡易改札機となっている。改札内にはインターホン付きの精算機がある。
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ここの放射線は0.3マイクロシーベルトと復活した3駅に比べ、高い。ただし、観光目的で来るくらいならあまり問題ない。
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ホームは双葉駅と同じく、1面1線になっている。震災前は1面2線だったが、避難路を確保と運行本数が震災前より少なくなってるため、
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夜ノ森駅


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東武鉄道ダイヤ改正 プレスリリースに無かったことについて

先日東武鉄道ダイヤ改正が行われた。実際の時刻表を見たりダイヤ改正を迎えてみて分かったことについて書く。

1、東武日光発急行南栗橋行き誕生

今まで特急以外の日光線の定期優等列車は上りは新大平下~栗橋のみを通過運転する区間急行、下りは全区間で通過運転し板倉東洋大前からはかつての快速と同じ停車駅の急行が運転されていた。しかし、今回のダイヤ改正で夕方に東武日光発の急行が誕生した。

停車駅は下今市新鹿沼、新栃木、栃木、新大平下板倉東洋大前、栗橋、南栗橋となっている。

東武日光から栃木の間は特急並みに飛ばす。かつての区間快速新大平下まで各駅だったので東武日光から板倉東洋大前に関してはむしろ急行の方が速くなっている。

これは夕方の1本のみになっている。観光して帰るのにちょうどいい時間になっている。下今市鬼怒川温泉会津田島からくるリバティ会津から乗り換えができる。途中の新大平下で特急に抜かされるが、南栗橋で急行中央林間に乗り換えられる。そのため北千住まで特急とそこまで変わらない時間でいける。

2、下り急行最終便区間急行に格下げ

午前中に4本のみある急行のうち最終便が新大平下から各駅の区間急行に格下げになる。新鹿沼で後続の特急に抜かされる。これは通過駅の本数を確保するためと思われる。板倉東洋大前からはかつての区間快速と同じである。

停車駅は栗橋、板倉東洋大前新大平下新大平下から各駅になる。

3、東武佐野線10000系投入、普通列車完全2両化

東武佐野線は今2両の8000系、3両の800型で運行していたが、東武伊勢崎線館林~太田間完全ワンマン化により3両の800型はすべて東武伊勢崎線の館林以北で使用されるようになった。このままだと車両が足りなくなるので、800型の代わりに伊勢崎線などで走ってた10000系の2両編成が投入された。

そのうち8000系と共通で運用され小泉線桐生線にも入る可能性がある。

東武特急6月6日から通常通りに❗️THライナー運転決定❗️SL大樹は引き続き運休❗️

4月25日から一部の特急が運休していたが、6月6日のダイヤ改正から特急列車とTHライナーが通常通り運転する。ただし、SL大樹は引き続き運休し、7月の再開を目指すとのことだ。これは、緊急事態宣言が解除されたからと、ダイヤ改正でちょうどいいからだと思う。

なお、特急列車については発売日が1ヶ月前でなく1週間前になる。

SL大樹が運休なのは運転すると窓の開かない車内が混んだり、鬼怒川温泉の転車台見学での混雑で3密になってしまうからだと思われる。座席を減らして運行という手もあるが、採算性を考えると厳しいと思われる。

また、6月6日からしばらく出番がなかった、350型の運転が再開される。土休日のきりふりのみで使われる。特急しもつけは運転再開することなく廃止になり、350型が宇都宮線に入ることはなくなる。また、平日の3¥0型定期運用はなくなり、繁忙期のきりふりでのみ使われる。

 

e131系外房線、内房線閑散区間、鹿島線に投入決定

先日房総地区、鹿島地区にe131系が投入されることが決定した。

運行開始時期

2021年3月

運行区間

外房線 上総一ノ宮以南

内房線 木更津・君津以南

鹿島線 全線

 

気になったことについて感想を書く。

 率直にデザインがいいなと思った。丸みがあるのもいいと思った。

 外観はe129系の4ドア版という感じがする。カラーリングは209系と色が少し異なり水色と黄色である。海をイメージしたものと思われる。

 e531系や東武20400系と同じ車外監視カメラが設置されている。これを使って安全確認をする。これにより運賃箱がないe531や20400系と同じ都市型ワンマンになると思う。ドアも全てのドアがボタンで開けられると思われる。これらの路線は3駅に一つくらいは有人駅なので運賃回収はそこまで困らないと思う。無人駅では不正防止のためのカメラを活用すればいいと思う。

 車内はe233系3000番台とほぼ同じで、防犯カメラや通報装置の設置やLCD画面の設置などe233系3000番台にないものがある。車内はセミクロスシートとなっていて、座席はe233系をベースに房総をイメージした感じになっている。

 運行区間労働組合がリークしていた通りになっていた。区間内房線鹿島線などアクアラインの影響を大きく受けている路線になっている。総武本線成田線などは1時間に1本程度の区間があるが、対象外となっている。

 運用については鹿島線は需要が多くないので佐原をまたぐ列車と朝夕ラッシュ以外は2連ワンマンで運行されると思う。朝夕は4連でワンマン運転を行うを思う。カメラがあり、全面が貫通式になってるのも可能性はあると思う。

 外房線は比較的乗客がいるので、早朝、深夜、日中はe131系2連、一部4連のワンマンで行われると思う。それ以外はロングの比率が高い209系4連、6連、8連で運行されると思う。早朝、深夜、日中は一部を除き上総一ノ宮で系統分割、朝夕は安房鴨川発着、勝浦発着、大原発着は今まで通り上総一ノ宮をまたぐと思われる。

 内房線は君津~館山間については日中は君津で系統分割されているので一部を除き2連か4連のワンマン、朝夕は木更津をまたぐ館山発着、安房鴨川発着、上総湊発着はそのまま残り209系4連、6連、8連で引き続き運行され、木更津止まりは4連ワンマンになると思う。

館山~安房鴨川の需要は減便されるくらい少ないので、日中は2連や4連で運行され、一部は木更津~安房鴨川間を直通すると思われる。朝夕は千倉発着や安房鴨川発着の館山や木更津をまたぐ列車の大半は引き続き209系4連か6連で運行され、館山発着は2連か4連のワンマン運転になると思われる。

東武鉄道の一部特急運休

去年のこの時期は日光線伊勢崎線系統ともに臨時列車が大量に運行したが、コロナウイルスのため、臨時列車が運行されないどころか先日からは定期特急まで運休になった。

GWだけでなく、コロナが落ち着くまで続く

利用が大幅に減っているのと、行楽客や観光客の利用を減らすためと思われる。

ここでは運休する列車を取り上げる。

伊勢崎線

りょうもう

これにより下り列車は2時間、上りに関しては2時半空く時間帯もある。赤城発着の運休が目立つため、赤城発着に関してはさらに間隔が空く時間帯もある。

また、1日1本しかない伊勢崎行きも運休となる。

ただし、伊勢崎発浅草行きと葛生発着の列車は運行する。

日中に運休列車が多いのは通勤特急という役目と群馬、栃木、埼玉方面から都内への行楽客がメインだからと考えられる。

上り

14号 赤城8時5発、浅草10時05着         

18号 赤城9時7発、浅草10時55着

20号 赤城10時発、浅草11時55着

26号 赤城13時5発、浅草14時55着

28号 赤城14時5発、浅草15時55着

32号 赤城15時5発、浅草16時55着

42号 太田17時57発、浅草19時25着

50号 太田19時55発、浅草21時25着

下り   

 9号 浅草10時20発、太田11時48着

13号 浅草11時20発、太田12時48着

17号 浅草12時50発、赤城14時37着

23号 浅草15時20発、太田16時44着

27号 浅草16時20発、太田17時42着

31号 浅草17時10発、太田18時43着

35号 浅草18時10発、太田19時43着

41号 浅草19時40発、伊勢崎21時37着

日光線系統

日光線系統は100系スペーシアや350型で運行される列車が運休となっている。100系は観光要素が強い列車だからと思われる。

特急けごん

特急きぬより運休する列車が多いが、日光の社寺の観光客をターゲットにしているからと思われる。

上り

毎日

18号 東武日光9時57発、浅草11時45着

24号 東武日光11時27発、浅草13時15着

36号 東武日光15時23発、浅草17時15着

46号 東武日光18時11発、浅草20時5着

土休日のみ

26号東武日光11時54発、浅草13時45着

下り

毎日

  5号 浅草7時30発、東武日光9時20着

13号 浅草9時30発、東武日光11時16着

21号 浅草12時30発、東武日光14時18着

31号 浅草15時0発、東武日光16時48着

33号 浅草16時0発、東武日光17時47着

土休日のみ

9号 浅草8時30発、東武日光10時21着

特急きぬ

日帰りや宿泊を伴う温泉、旅館、ホテルの利用が多い時間帯がメインとなっている。

上り

毎日

120号 鬼怒川温泉10時12発、浅草12時15着

130号 鬼怒川温泉13時10発、浅草15時15着

 

下り

毎日

115号 浅草10時0発、鬼怒川温泉12時0着

125号 浅草13時30発、鬼怒川温泉15時35着

土休日のみ

127号 浅草14時0発、鬼怒川温泉16時12着

 

特急スカイライナー

短距離のため運休になったと思われる。

下り 

土休日

1号 浅草17時30発、春日部18時06着

特急しもつけ、きりふり号

これによりしばらくの間350系運用がなくなる。しもつけに関してはもう走らない可能性も高い。きりふりはスペーシアやリバティの補完列車なので運休になったと思われる。

しもつけ

毎日

282号 東武宇都宮7時0発、浅草9時11着

283号 浅草18時20発、東武宇都宮20時20着

きりふり

土休日のみ

284号 東武日光13時59発、浅草16時5着

281号 浅草10時29発、東武日光12時34着

 

東武鉄道ダイヤ改正 南栗橋~東武宇都宮直通

6月6日のダイヤ改正の一般列車の概要が発表された。これから詳しいことについて取り上げる。速報版のため、感想や書いてないことの予測については随時追加する。これ以外の間接的な動きについては別途記載する。また、誤字、脱字、その他の間違いがあると思うが、発見次第随時訂正していく。

1、20400系による南栗橋東武宇都宮直通拡大及び新栃木~南栗橋ワンマン運転開始

20400系増備かつ安全カメラ設置に伴い南栗橋東武宇都宮駅で直通運転が拡大される。今までは南栗橋発の1本だけだったが、これが大幅に増える。栃木や新栃木で南栗橋発着と東武宇都宮発着の接続の関係で栃木~新栃木の本数がやたら多く3分間隔になっていたため、無駄を無くすのが目的と思われる。たまに栃木~東武宇都宮を使うことがあるが東武宇都宮発の上りには新栃木止まりで南栗橋行きに乗り換えもあったので、東武宇都宮~栃木、壬生町~栗橋への利便性が格段に上がる。今まで一部を除き新栃木~南栗橋のみの列車栃木ローカルは10000系列または20400系の共通運用はだったが10000系列は撤退しら20400系に統一されると思われる。

新栃木~南栗橋間に今のところワンマンで使われるホームのミラーが無いが、車外カメラを使い安全確認をする、「車上ITVシステム」の導入により確認される。これは3月から東北本線の県境区間e531系により行われているワンマン方式とほぼ同じである。今までドア開閉時は運転手が顔を除き確認していたが、座ったままできるため、負担軽減と停車時間の短縮になる。

2、亀戸線最終列車繰り下げ

沿線の利用が増えるため、亀戸発では23分、曳舟発では22分最終列車が繰り下げされる。

0時台半ばまで運転される。

3、東武ワールドスクウェア駅全列車停車

今まで日中のみ停車していた東武ワールドスクウェア駅に全ての列車が止まる。観光だけでなく沿線住民の利便性を考慮したと思われる。

4、日中の竹ノ塚発着の普通列車区間短縮

竹ノ塚駅高架化進展に伴い引き上げ線の使用停止により浅草~竹ノ塚を結ぶ日中の10000系列による運用は北千住発着に短縮される。草加駅に引き上げ線があり、草加行きも物理的には不可能でないが、日比谷線直通だけで毎時6本あり、そんなに混まないので運行されないと思われる。需要のある朝夕には運行する可能性も否定できない。日比谷線直通については日比谷線の車庫があるため、朝夜に限り引き続き運行されると思われる。

5、伊勢崎線館林以北普通列車完全ワンマン化

今まで1日数本だけ館林以北に行く10000系列の6両の普通、区間急行、区間準急があったが特急りょうもうを除き館林止まりになり、3両のワンマン運転になる。

2013年から始まり2017年に拡大され、次のダイヤ改正で完全ワンマン化されると予想する人がいたがその通りになった。自分も予想していた。

復活した常磐線3駅に行ってきた。前編(富岡駅、双葉駅)

この間3月14日常磐線が9年ぶりに全線開通した。今回は3年前に復活した富岡駅から電車に乗って双葉駅に行き、そこから知り合いと同じホテルで泊まり別行動しているので双葉駅から乗せてもらい大野駅夜ノ森駅の順にめぐった。

内容が濃いので2回に分けて紹介する。

前編では富岡駅から双葉駅について取り上げる。

富岡駅

双葉駅に行く前に富岡駅を見てみる

富岡駅はロータリーが整備されており、タクシーや広野いわき方面の路線バス、去年避難指示が解除された大熊町の大川原地区へのワゴンタイプのバスが発着している。

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駅舎の他にさくらステーションというコンビニと食堂を組み合わせたようなお店がある。

 

JR東日本の子会社の日本レストランエンタープライズが運営している。

例えばNEWDAYSといろり庵きらくを一緒にした感じである。

ヨークベニマルのような大きなお店は歩くと15分くらいはかかるのでありがたい。


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駅前には富岡ホテルがある。近くは住宅街で使われる車もちらほらと止まっていたので少し人が戻ってきてるのかなと感じた。

学校も近くにあるが、きれいに整備されていた。

少し生活感があるなとかんじたが、まだまだ、人は多くなく空き地も多く、駅の近くで工事をしてたので復旧道半ばだと実感した。

駅から少し距離のあるヨークベニマルを車に乗って通ったとき、営業してて、車も止まっていた。

ここから常磐線に乗り双葉駅に向かう

ちょうどe531系のすれ違いだった。

富岡駅出発
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15分ほどで双葉駅に到着。自分の他に駅前の施設の職員が降りただけで、物音一つない静けさだった。

双葉駅到着
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反対側にもホームがあるが、線路は撤去され使われてない。線路周辺は帰宅困難区域のため、緊急時の避難路として活用される。
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改札にはICカードタッチ機、精算機と放射線量計があった。精算機は遠隔の係員と話して精算することも可能だ。きっぷをカメラで読み取ると係員の操作で精算できる。

0.087マイクロシーベルトと24時間ここにいても人体に影響のない数値までさがっている。

福島県郡山市福島市と同等かそれより低い値である。駅に関しては念入りに除染したと思われる。


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改札外から見ると改札の左に多機能券売機と話せる指定席券売機がある。話せる指定席券売機JR西日本みどりの券売機プラス、JR東海のサポート付き指定席券売機と同じようなものである。かつてのもしもし券売機かえるくんと指定席券売機を合体させたものである。指定席券売機で買えない学割証や使う人はいないに等しいが学生定期、寝台券、サフィールの個室などみどりの窓口でしか扱わないきっぷも買える。遠隔のみどりの窓口である。

外を散策
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右の駅舎が新しい駅舎で左側古い駅舎である。古い駅舎の時計は2時46分で止まってる。地震が起きてから時が止まっている。

復興はまだまだということを示してるのだな

と感じた。

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駅前に商店らしき建物があるが、立ち入りが自由になっただけで、住民の帰還は2022年以降になるため、店は一切やってなく、人も地元の人はいない。
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駅前の商店の自販機をみると電子マネーの使えない古いタイプの販売機でアクエリアス爽健美茶のパッケージを見ると今のところ異なる。かなり懐かしい。お金を入れたがそのまま出てきた。つまり、9年間そのままになっている。時が止まっているように感じた。
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元駐輪場で今は使われてないところだが、放射線量は0.276マイクロシーベルトと駅の中に比べてかなり高い。
まだ、そこまで除染が進んでいないのだろう。
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駅前通りもほぼ車は通らなくとても閑散している。まるでゴーストタウンである。こんなに生活感が感じられないところは始めてだ。ここから国道6号線までは自由に歩ける。信号は点滅になっていて、電球式になっている。9年間そのままになっていると思われる。車はほぼ通らないのでこれで充分でえる。
このあと大野駅に行った。

皆さんはどう感じただろう?

人によって感じかたが違うので実際に行くことをおすすめする。

今回はこれで失礼します。次回は大野駅夜ノ森駅について紹介する。