2020年6月東武ダイヤ改正 SL&DL大樹増発!平日も運行!リバティ会津停車駅削減、速達化(東武日光線方面編)
2020年6月に東武本線系統でダイヤ改正が行われる。後編として日光線系統についてとりあげる。
①SL&DL大樹増発(土休日)
SL&DL大樹が1日よろしく3往復のSL大樹からSLとDLの2往復ずつに増発される。SLが引っ張るのはまだ1台しか動かせないので4往復は厳しく2往復だが、故障時や点検のときなど限られたときにしか運転されなかったが、土日にはいつでも乗れるようになる。客車自体にのるチャンスは増え、乗りやすくなる。
ホームページを見ると真岡鐵道から買ったSL、復元中のSLの復元が終われば、4往復ともSLでの運転になるそうだ。
DL大樹4号とSL大樹5号が途中ですれ違いをするダイヤになったのも関係してると思う。
客車がどうなるかが気になる。
今まで通り平日については毎日運行でなく、主に月、金に運行される。ただし、1日3往復から2往復に減らされる。多分、平日はあまり満席にならないからだと思われる。原則とあるので、夏休みや春休みのトップシーズンには3往復ないし4往復になる可能性はある。
2020年2月29日訂正
②リバティ会津停車駅削減、速達化
会津田島行きリバティ会津117号、浅草行きリバティ会津132号は東武鬼怒川線内大谷向、大桑、小佐越通過、野岩鉄道線は川治温泉、中三依温泉、男鹿高原駅通過、会津鉄道内は会津高原尾瀬口と会津田島以外は通過となる
会津田島~下今市の停車駅は会津高原尾瀬口、上三依塩原温泉口、湯西川温泉、川治湯元、龍王峡、新藤原、鬼怒川公園、鬼怒川温泉、東武ワールドスクウェア、新高徳、下今市になる。
かつて走ってたスカイツリートレイン南会津号に龍王峡、東武ワールドスクウェアを追加した感じになっている。
観光地と温泉の玄関口の駅に絞った感じだ。
リバティ会津101号、111号、129号、128号、140号は会津線内は会津田島と会津高原尾瀬口を除き通過、野岩鉄道線内は男鹿高原は通過となる。
会津田島~下今市までの停車駅は会津高原尾瀬口、上三依塩原温泉口~下今市までの各駅になる。
同じ区間を走るAIZEマウントエクスプレスと同じ停車駅になる。
なお、リバティ会津150号は変わらない
速達化すると下今市~会津田島の区間も特急料金がかかるようになると思っている方もいるが、列車ごとにシステムが変わるとややこしく混乱してしまう、快速廃止の代替の役割もあるので下今市~会津田島の乗車券のみで空席に座れる特例は継続されると思われる。
③東武ワールドスクウェアすべての時間帯で停車
今まで、東武ワールドスクウェア開園時間帯のみ停車していたが、これがすべての時間帯に拡大させる。その周辺施設の活性化にもつながる。地元の足としても使えるようになる。
④一部のスペーシアが新高徳に停車
今までリバティ会津、リバティきぬ以外の特急は全て通過だったが、夕方の浅草方面のスペーシアきぬ142号が新高徳に停車する。
以前はJR線直通線以外のスペーシアなどはほとんど停車していたため、スペーシア車両の新高徳停車が復活する。
⑤特急しもつけ運転取り止め
利用が伸び悩んだため、東武宇都宮と浅草を直通する特急しもつけは運転取り止めになる。特急リバティがデビューして、300系が引退したため存続が危ぶまれていたが、残念ながらリバティしもつけとしても運転せず、運転取り止めになってしまった。
宇都宮から東京には新幹線やJR宇都宮線で行く人が多いのが原因と考えられる。
よく考えればここまで走ってたのがすごいと思う。
350系の定期運用は特急きりふりとして土休日のみ残る。東武日光発着の他に新たに、朝の上りに春日部発浅草行き、夕方の下りに浅草発新栃木行きとして運行される。
下りについては新栃木に短縮の上、リバティけごんになり、新栃木で接続に変わる。東武宇都宮線の普通列車は増発されず、今の本数で運転時刻を見直すと思う。